失われた20年という言葉を耳にされた方が多いと思います。

失われた20年とは一般的に1990年代以降のバブル経済崩壊後の日本のことをいいます。
バブル崩壊までは戦後の復興、高度成長と日本経済は右肩上がりに成長しました。
崩壊後は経済は低成長。さらに少子高齢化、円高による海外生産など外部環境も大きく変化しています。

私はバブル崩壊の前に就職したのでほんの少しはバブル前後の世の中を見ています。
但しその後に就職した方からすると、今が普通ということで感じ方も違うように思います。

その中でひとつ分かりやすい資料があります。

中小企業庁が毎年発表している中小企業白書です。今年から小規模企業白書も発表されました。
その資料の中で日本の企業数が公表されています。

2012年現在、日本の企業数は386.4万者
そのうち
全企業は386.4万者(法人+個人事業者) 従業者数4614万人
うち中小企業は385.3万者(99.7%)  従業者数3217万人
さらに中小企業のうち小規模事業者が334.4万者(86.5%)従業者数1192万人 
となっています。
小規模事業者とは従業員数が一定人数以下(製造業その他20人以下、卸売業・サービス業・小売業5人以下)の事業者をいいます。

この企業数のピークは1986年
全企業535万者(▲28%)
うち中小企業は533万者(▲28%)
さらに中小企業のうち小規模事業者が477万者(▲30%)
この26年間で年平均5.5万者の企業が減少、さらに2009年から2012年でみると年11万者のペースで減少しています。
今は2015年ですから公表数よりも間違いなく減少しているでしょうし、今後もこの流れが続く可能性が高いように思います。

特に昨年からの消費税8%、将来の10%、マイナンバーの問題など特に中小企業にとって厳しい数年になりそうですが白書には未来に向けた内容も書かれており、しっかり読み込んでこの時代を生き抜くヒントを一つでも見つけていきたいと思います。

時間のある方は是非、目を通して下さい。
中小企業白書http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html

小規模企業白書http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/syoukiboindex.html