10月6日付日経新聞朝刊3面は強烈な見出し 「大廃業時代の足音」
中小企業の廃業が増加しています。
中小企業の倒産は年々減少しているようですが2016年の中小企業の廃業が約3万件となっており、2007年の2万1千件から大幅に増加しています。
また中小企業経営者で最も多い年齢層は2015年で65~69歳。
日本の企業経営者の平均引退年齢は70歳といわれています。
2025年にこの引退適齢期を迎える中小企業経営者がなんと245万人 なんと全中小の6割以上
そのうちの約半数の127万人が後継者未定 という記事です。
後継者未定の企業がとるべき方法として廃業かM&Aが考えられますがいずれにしても中小企業数激減という近未来が見え隠れします。
政治の世界では自民党が圧勝となりましたが、今後日本の将来、特に中小企業数の問題にもしっかり焦点を当てて取り組んでいただきたいですね。