MGS税理士法人 松本一郎blog

2014年01月

№1684スタッフブログで弊社の社員の水門が消費税増税の影響を書いていますが

企業の立場から見た場合、単純に価格転嫁すべきかどうかでお悩みの経営者が多くおられるようです。

たとえば飲食店などで見ると飲み放題で税込4,000円というお店であれば

現在は、税込4,000円×5/105=190円の消費税を預かっていることになるので純粋な売り上げは3,810円
となっています。
これが増税になり、税込を続けた場合 4,000円×8/108=296円の消費税を預かることになるので純粋な売り上げは3,704円となり、結果的に106円(約3%)の値下げになってしまいます。
この値下げ分だけお店の利益は減ることになります。
この利益を埋めるには、この金額に見合うコスト削減か、値上げか という選択をする必要がありますね。

個人的な話ですがタクシーに乗るときにいまだに500円タクシーを探すことがあります。

飲食店なので当然、この店に行きたいとおもえる店は、あまり値段は関係ないかもしれませんが、値段で勝負している店は、厳しい環境になりそうです。

企業の経営指標の中に売上高経常利益率という重要な指標があり、一般的に5%もあれば御の字といわれる中で、今回の負担を甘く見ていると大変なことになります。

みなさん、慎重な判断をしていきましょう。










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あけましておめでとうございます!
2014年もいよいよスタートです。

弊社も3月で創業丸11年となり4月から12年目に突入します。

今年は4月から消費税が8%に上がります。
駆け込み需要や4月以降の価格をどうするかなど、まだまだ見えていない部分が多くあります。

また来年から相続税が課税強化され、相続税を納める方も増加します。

他にも海外に進出する中小企業も増加やTPPの問題など外部環境は年々変化する中で
弊社も税理士としての基本業務はもちろんですが様々な経営に関する有効な情報を収集し
顧客のビジネスサポーターとして少しでもお役立ちできるよう頑張っていきます。

本年もよろしくお願いします。




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